留学中の病気や怪我について

名前:めめさん 女性 留学先:オーストラリアシドニー大学

短ければ3ヶ月から、長ければ数年、海外滞在中の病気や怪我は心配ごとの一つと言えます。

時差や季節の違いのある場所に突然行くので、出発前は元気でも、到着後に体調を崩すことは珍しいことではありません。

私がシドニー滞在中に経験した病気や怪我をした時のことと、そのときの対処法や予防方法、また海外保険を現地で請求し後にお金が返金されたプロセスについてご紹介します。

持参すべき薬や物を準備中に、また現地で病院に行くべき時とそうでない時を判断する時などに参考になれば幸いです。

実際に私が経験したのはつぎの5つです。

虫さされ

シドニーに到着してすぐに、右足のすねをアブいさされたようで、激しいかゆみと痛みがありました。

3、4日しても治まらずルームメイトに相談したら、抗菌剤の入った塗り薬をかしてくれて、1週間ほどで治まりました。

西欧の習慣に合わせて、芝生で座りランチしたり、昼寝することもあると思います。虫さされの薬は持って行ったほうが良いと思います。

原因がはっきりしない微熱

現地に到着して2週間ほどは、37度くらいの微熱があり、やや頭がぼーっとするようなことが続きました。

とくに風邪というわけではなかったのですが、季節が初夏から冬の終わりに突然変わったことや、飛行機で一時的に免疫が落ちていたこと、環境ががらりと変わったことなどが原因かなあと思います。

体温計を持っていなかったので、私は現地で買う事になりました。

また、季節が変わる国に行く場合は、冬用や夏用の帽子もあれば良いと思います。

シドニーはの冬は日差しがまぶしく風は強く冷たいので、頭だけが冷えて調子が悪くなった気がします。

胃酸過多と軽い風邪のような症状

到着してひと月半ほどして、落ち着いていた体調がまたやや悪くなりました。のどがつまるような感じがして、何かなあと思っていました。持っていっていた鼻のど用の薬を飲んでも良くならず、胃酸が上がっていたようでした。

ストレスが原因だったようで、現地の大学でのプロジェクトに必要な材料がなかなか見つからず困っていたのですが、材料が見つかってから、すっとのどのつまり感が治まりました。

節約のために食費をおさえて、簡単なものばかり食べていたのも良くなかったようでした。

ビタミンをたくさん含む野菜や肉を適度に取るようになってからは風邪気味の症状もなくなりました。

牡蠣にあたって激しい嘔吐

現地の大学の秋休み中にオーストラリア国内のタスマニアに1週間の旅行に行きました。

タスマニアの東海岸にあるユースホステルまでレンタカーで行き、そのホステルの隣のレストランで生牡蠣を2つ食べたら、その牡蠣に激しくあたってしまいました。翌朝早朝に激しい嘔吐で目覚めました。

一緒に行った日本人留学生の友人が日本で自分が処方してもらった胃薬を2つくれて、なんとか吐き気をできるだけおさえましたが、胃薬は2つしか手元に無かったようで、あとは1週間ほど激しい吐き気に水を飲むだけで耐えるしかありませんでした。

ユースホステルの簡易ベッドで水だけで吐き気と腹痛に耐える1週間は、何度か親のカオが浮かぶ辛さで、笑えません。

しかし、せっかく来たタスマニア、私はその体調でも山にのぼり、海を見て、タスマニアデビルを見に車を運転したのは良い武勇伝です。

ぜひ、タスマニアでは生牡蠣ではなく、フィッシュ&チップスを食べてください、イギリス占領下の名残でフィッシュ&チップスが有名です。

肋骨の打ち身と鈍痛

シドニーのバスの運転は、なかなかの手荒な運転です。

私は大学からの帰宅中にちょっと高いバスの座席から通路側に落っこちて右の肋骨を強打しました。

それから3週間は痛みが取れず、筋肉をいためていた可能性が高いです。病院には行かなかったのですが、行けば良かったなあと思います。

なぜならその数年後から背骨の即湾による腰痛を発症しており、そのときにレントゲンを撮っていたら、リハビリ先進国のオーストラリアで腰痛予防に筋力トレーニングを始められていたのにな、と今になって思うからです。

オーストラリア人のルームメイトは、風邪や胃痛でも錠剤を飲むことを私に一度もすすめませんでした。

いつも決まって「だいじょうぶ?水をたくさん飲んで寝ててね」と優しく言ってくれました。それで解熱剤が欲しいと言った私が英語で薬の名前を聞くと「すぐに薬を飲むのはアメリカ人のやり方だから」と教えてくれました。

これは、オーストラリア留学をして発見した興味深いことのひとつでした。日本人もすぐに薬を飲みたがりますが、これはとてもアメリカナイズドされた方法なのだと知りました。

しかし、怪我をした時は絶対に油断せずに病院に行ったください。これもまた、悪い習慣で、日本人はねんざや打ち身を軽んじるくせがあるようです、先進国は薬でおさえるのではなく自然治癒とリハビリに力を入れています。

とはいえ、むしさされ用薬、吐き気止めの胃薬、体温計、痛み止めなど、念のためにもって行っておくのも良いと思います。

海外保険について

シドニー留学当時、私はまだ若かったので、あまり通院することなく、その場の対処でしのいでいましたが、海外保険に加入して行くと思うので、困ったら迷わず病院へ行ってください。

現地で海外保険の証書に記載されている電話にかけると予約を取ってくれて、どの病院にいつ行くのかを教えてくれます。

病院では、日系の先生が日本語で対応してくれる場合もあります、英語圏で日系の人が多く住んでいる都市ではそういう場合も多いと思うので、安心してください。

小さな街では、海外保険対応だということが伝わりきっていない場合や勘違いされている場合もあります、間違えて全額請求されたときは、きちんと証書を見せて、自分は間違われて対応されていないか確認するようにしてください。

帰国後に所定の用紙と領収書を記載すればお金は全額戻ってきますし、行き帰りの交通費も戻ってきますので領収書を取っておきましょう。

そのほかの病気やけがの予防策について

オーストラリアでは皮膚がんがとても恐れられています。日焼け止め、日焼け対策グッズは必ずもって行きましょう。

また、家財付きの物件を借りる事が殆どだと思いますが、柔らかすぎるマットレスは腰に負担が大きいので、もしマットレスが不安な場合は事前にネットで購入し、現地に到着したら受け取れるようにしておくのも良いと思います。
(私は柔らかいマットレスで、のちに腰痛になりました。)